母親は私が小さい時から、私に関心をもっていなかったと思います。いつも、言い訳ばかり。勝ち負けでいうと母親の勝ち。私はいつも我慢する立場になっていました。
一言、”ごめんね”と言ってくれさえすれば、私は納得したのに。ずっと待ち続けて、今の私は子供ではなく大人になってしまいました。
ある時、母親に何か変化があったのか? ”ごめんね”と優しい声に包まれました。長い間、待っていた言葉でした。言葉というより親子の心と心のふれあいでした。何十年も待っていたのです。涙があふれました。
その瞬間、”ありがとう”という気持ちがあふれてきました。
ありがとう~、私のお母さん。<東京都在住 Sさん>